笑う昆虫

都会に暮らす昆虫の写真を中心に意外な生態などを紹介

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牛蒡の花

Author:牛蒡の花
部屋にスズメガが飛んで来たら半パニックになってしまうし、それがもし、チョコレート色に黒光りするスバッシッコイ奴だったら、太い声の悲鳴を上げて逃げ出してしまいます。刺すワケでも噛み付くワケでもないのになんで怖いのか自分でもわからない。なのに虫が好き。

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蛍みたいな蛾


触覚がキラキラとてもきれいで赤い顔に、全身ブラック、ホワイトラインがポイントのこのガは、蛍に似ている事からホタルガという名前がついています。暗いところが好きで、フワフワ飛びます。青酸系の強い毒を持ち身を守ります。蛍も実は体内に毒を持っていたって最近まで知りませんでした。で、蛍と相談して似たデザインにして、毒虫である事に相乗効果をあげているのだそうです。(相談は嘘です)そのような擬態をミューラー型擬態と言うそうです。

hotaruga.jpg

ホタルガ
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コウヤツリアブのたくらみ


このお洒落なハエ?みたいな虫はコウヤツリアブ。大人の餌は花の蜜や花粉。だけれどもドロバチ達の周りをブンブン飛び回り、巣にまでついていき、ちゃっかり巣に卵を産み落とします。巣の中でかえったコウヤツリアブの幼虫は、ドロバチの幼虫の体液を餌に育つ!!こいつもエイリアンだったのだ!

コウヤツリアブ2

化石昆虫 ヤマトシリアゲ


ヤマトシリアゲは、その辺に普通にブンブン(あまり器用な飛び方はできない)飛んでる虫です。でも、化石の中からもほとんどこのままの姿で出てくる、シーラカンスよりも全然古い化石昆虫なのだそうです。前バネと後ろバネが殆ど同じ形、あまり飛び方はうまくないのですが、虫のくせに、交尾したい♀に餌をあげて気を引くそうです。餌を与えて♀が食べてる隙に「いまだ!」と交尾するのかも?! サソリのようなお尻は、オスの生殖器で、メスはこのポーズをしません。腐ったものが好きで、植物や、死んだ昆虫等をチュウチュウと食べるそうです。この顔、スターウォーズの中に出てきませんでしたっけ?

ヤマトシリアゲ

ヤマトシリアゲ

ぬいぐるみの様な愛くるしい顔

どこにでもいる元気な蝶、イチモンジセセリ。
アップにするととっても愛くるしい姿だと思いませんか?

itimonzi1.jpg

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大きな目の上にハンダで付けた様に触覚の根元がくっついているのに気がつきました。

この顔どっちをむいてるのだろう?


この、コミカルな顔の持ち主はナナフシモドキ。枝に擬態してゆっくりと移動します。ユニークな生態を持ちます。実はアマゾネスの様に、オスと全く関係をたった生活をしています。交尾をせずに、単体で繁殖します。オスの個体は稀にしか発見されません。ナナフシの仲間には、オスが発見されていない種もいるそうです。枝に成りすまし危険を感じると体をユッサユッサと揺らして威嚇します。捕まりそうになると足を切り落として逃げるそうです。なくした足は脱皮何回かで復活します。ベジタリアン、ガンジーの様な平和主義者です。でも、ゆっさゆっさ威嚇している姿を目撃したとき、映画のエクソシスト「ディレクターズカット版」を思い出してしまいました。

ナナフシモドキ1 
ナナフシモドキ3

ナナフシモドキ♀(埼玉越生)

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こちらはトゲナナフシ(鹿児島慈眼寺公園)

攻撃型カモフラージュの達人たち

昆虫たちにも身を守る目的でカモフラージュするタイプと待ち伏せして狩りをする目的でカモフラージュするタイプがあります。有名なのは、ハナカマキリ。でも、あなたの庭のお花にもワイルドなカモフラージュの達人がいるかもしれません。この写真は、アズチグモ。小さな可愛いクモです。

イヌヌマトラノオとアズチグモ

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でも、見かけによらずアズチグモは大食漢!!上の写真は、待ち伏せのポーズ。このポーズで、ジッといつまでも待ち続けます。

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ハナアブさん、こんにちわ!とおでこをスリスリ仲良しをしているのではありません

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蜜を吸いに来た昆虫を待ち伏せして体液を食べるそうです。

アブだってベーツ擬態


アブって、刺しそうでしょ?ハチみたいだから?でも多分、ハチに似ているアブは安全。デッかなハエみたいなタイプには人を刺すのが多いみたいです。アブはハチよりもハエに近い。ハチのハネは、2枚ずつ4枚。でもアブは一枚ずつ2枚。毒や武器を持たないからこそ、ハチのまねして身を守っています。充分に擬態が人間に対しても成功しているんですね。
この写真は、キタヒメヒラタアブ。5~6mm の小さくて人懐っこいアブ。よく人の鼻先で器用に空中停止するアブです。

ヒメホソヒラタアブ

キタヒメヒラタアブ

ミンミンゼミの一生


目黒の事務所でミンミンゼミの初鳴きを耳にしたのは、連休前の7月18日の午前でした。いや~、いよいよ夏本番だな!と思ったのもつかの間、隣が神社で、大きなイチョウやケヤキが事務所にワッサワサ覆いかぶさっているもんだから、頭の上で大合唱、うるさいのなんの。今朝、事務所の周りに井戸水を撒いていると、羽化出来ずに死んでしまった、蝉のさなぎを2匹見つけました。一匹は、背中が割れたものの外に飛び出す力がなくて、命つきていました。もう一匹は、体半分出ているのに、右側が引っか
かって、抜け出せずに死んでいました。
 地下で7年間、羽化して1週間の地上生活。何のための7年間…。むなしいな~。いいよ、つかの間の陽の下。思う存分鳴きなさい、ゆるす。でも夜中鳴くのはやめてね。

追伸

今朝も一匹全然羽化出来ずに死んでしまった個体を発見しました。夕方のニュースで、今年は蝉が少ない。理由は、梅雨に雨が足らずに、地面が固く出て来れない蝉が多い。と説明していました。あの2匹もきっと、固い土からはい出すときにエネルギーを使いすぎてしまったのかな?

今年は関東でとウキョウヒメハンミョウが大フィーバー


昨年は、全然、気がつきませんでした。目黒区の事務所の庭と川越の自宅の庭に、トウキョウヒメハンミョウが大フィーバーしています。サイズは5mmあるかないかの極小サイズ。本種のハンミョウの半分以下のサイズです。腰を屈めてよくみると模様は地味ですが、ハンミョウの顔をしています。足下をコバエの様に飛んでいますが、地面に着地するとまず判別できません。葉っぱの上に止まったときに、分かりました。トウキョウと頭についていますが、元々外来種だそうです。小昆虫を食べる肉食だから、アリや蚊を食べてくれる益虫です。でも、体液には毒があるらしいのでお気をつけください。

Tokyohimehanmyou2.jpg

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トウキョウヒメハンミョウ

ハンミョウ

ハンミョウ(鹿児島にて)

モンシロチョウの交尾拒否行動?


モンシロチョウの交尾拒否行動というのを目撃しました。♂♀が空中で絡んだかと思ったら、突然♀が「パサッ」と音をたてて落下!地面でお尻を垂直に立ててじっとしています。まもなく♂がやってきてめすに覆いかぶさったかとおもったら、しっかり交尾していました。あれれ?交尾をすませた♀が、交尾できない様に尻をあげる拒否行動とどこかに書いてあったのに?別の説で、年配の♀が若い♂と交尾して栄養補給をしているというのも見つけました。それも怪しいな?さて、皆さんはどうおもいますか?

交尾拒否で交尾1

若い♂をゲットした妖麗の♀

交尾拒否行動の交尾2

交尾拒否行動で交尾3

monsiro4-5.jpg  
恍惚の瞬間

交尾拒否行動で交尾4

余韻を楽しむモンシロチョウの熟女

几帳面な職人技


ちょっと、感動ものです。葉っぱを斜めに切り込みを入れて…!なんでこんな事ができるのだろう。しかも、赤ちゃん用のゆりかごを作りながら、交尾をしたり、じゃまな♂を、ちょっと、あなた、もう用はすんだんだから、邪魔しないで、どっかいってちょうだい!なんて言いながら、♀が一人で、作り上げるのです。折り曲げた中心の真ん中には、卵がちょんと入っています。

otosibumi.jpg

otosibumi up

オトシブミの揺籃(ようらん)


カモフラージュの天才たち


アケビコノハ

アケビコノハ成虫

どう見ても葉っぱ!のアケビコノハ。この昆虫は、アイデアマン!!ちょっと突っついたぐらいではピクリともしません。でもばれたと悟ると突然、ド派手な目玉模様のオレンジ色の羽を広げて、敵がひるんだ一瞬に逃げ去ります。

akebikonoha1.jpg

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幼虫は、変なカッコで、威嚇ポーズをとります。標識擬態というそうな。アニメ系のいたずら書きの様な目玉模様!でも、軽く触れるとポロッと真っ逆さまに落ちます。

今森光彦写真展「昆虫4億年の旅」


昨日、東京都写真美術館に「今森光彦」さんの写真展にいってきました。
あまりゆっくりする時間がなく、残念だったのですが、とてもインパクトありました。
やっぱり、虫って凄い。宇宙人みたい…。ふと考えてみると、映画で出てくる宇宙人の顔、ほとんど虫を参考に作られているんですね。一番有名な、目のでかい宇宙人の顔、あれって、シジミチョウの顔にそっくり。それにしても、世界にはインパクトのある虫(あり過ぎ!?)がいっぱい。日本人で良かったとつくづく思いました。それにしてもすばらしい写真がたくさんありました。フンコロガシが、砂漠みたいなところにぽつんといる写真なんて、ちゃんと風景になっていて、カッコイイ!!と思ってしまいました。

ベーツ擬態する昆虫たち


世界中に分布するマダラチョウの仲間、カバマダラという南方系の蝶が鹿児島あたりまで生息しはじめています。マダラチョウは、体内に毒素を持つものが多いのですが、カバマダラの幼虫は南米産ガガイモ科のトウワタやフウセントウワタというアルカロイド系の有毒植物をせっせと食べて、毒を蓄積して成虫に成ります。トウワタや、フウセントウワタは、本来、本土には自生していません。園芸用に栽培されていますが、台風等で、迷蝶としてたどり着いたカバマダラが、無事にトウワタを発見し、産卵。冬を越して無事成長し、世代を繰り返し定着。つまり温暖化により北上しているのです。

この蝶に擬態して、さきに北上を続けている蝶に、ツマグロヒョウモンがいます。すみれ科を食草としています。いつ頃から東京で見られる様になったかはわかりませんが、多分10年前は見かけない蝶だったと思います。それが東京の都心で普通に見られる様になりました。

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でも、カバマダラのいないエリアでは、せっかくの擬態も意味がなく、鳥たちの良い餌になっているのでしょうか。ツマグロヒョウモンと同じくカバマダラに擬態している蝶の仲間に、メスアカムラサキというのもいます。ともに擬態しているのは♀のみ。♂はツマグロヒョウモンはヒョウモン柄、メスアカムラサキの♂は真っ黒に白い紋の地味なデザイン。プライドが許さなかったのか、犠牲的精神でいざというときは俺を喰え!てことなのか、♂は不味いが♀は美味しいとか?不思議です。写真では分かりませんが、飛び方までカバマダラのふりをします。ゆったり、羽模様を見せびらかす様に優雅な飛び方で、焦ると突然、タテハ系の機敏で力強い飛び方に戻り逃げていくそうです。

ツマグロヒョウモン♂

ツマグロヒョウモン♂

下の写真はジャコウアゲハに擬態するガのアゲハモドキ。よくこだわって擬態しています。でも、触覚が蛾っぽい。さらに決定的違いがサイズ。開張で  5 ~ 6cm ほどの大きさしかありません。ジャコウアゲハの写真もまだありませんが、開張 10cm以上の立派な蝶です。胴の両脇に真っ赤な模様がありますが、アゲハモドキは胴の腹側が真っ赤になっています。ジャコウアゲハの腹側がよく見えなかったのかもしれませんね!?
もう少しジャコウアゲハの情報。ジャコウアゲハの食草はウマノスズクサ。幼虫はその葉をせっせと食べ、やはりアルカロイド系の毒を体内にいっぱい蓄積します。♀の前肢には多数の針のような毛があり、そこに臭覚器官があるとされています。その前肢でウマノスズクサの毒性分(アリストロキア酸)を嗅ぎ分け、産卵します。しかも、その卵に、アリストロキア酸のクリームを塗り付けるという念の入れよう。その知恵、どこにつまってるんだ!と考えてしまいます。

アゲハモドキ

アゲハモドキ

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モンキアゲハ

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クロアゲハ

モンキアゲハやクロアゲハもジャコウアゲハに擬態しているとされています。モンキアゲは、実家鹿児島では、普通にひらひら町中を飛んでいます。クロアゲハは、東京青山の住宅地を飛んでいました。アゲハの仲間はみんな食草がほぼ同じ、一齢から四齢までは、みんな、鳥の糞と見分けがつきません。ジャコウアゲハとは、随分生態が違います。

虫が好きになった理由…


学生時代からハーブや野草が好きでした。きっかけは、銀座の「イエナ洋書店」で見つけたハーブの本。ヨーロッパ調の古い民家に暮らすファミリーの生活ぶりを紹介した本。庭にハーブがたくさん植わっており、いろいろな利用法や楽しみ方が紹介されていた。
近くの川でカニや貝を穫って来てタラゴンやタイムをかけて調理し、ローズマリーでデコレーションした皿に盛りつけお庭で休日の食事。今はやりの、ロハスな生活、スローライフである。団地で育った僕には、あこがれの生活でした。
 そんなことが影響してか、私も郊外に家を買い、近くの貸し農園で、野菜やハーブを育てて楽しみ始めました。夏の夕方、野菜に大量発生した青虫をせっせと素手でプチプチつぶしていたとき、視野の恥を青い光が横切りました。あたりをよく探すと、コバルトブルーに輝く宝石のような昆虫が花に止まっていました。たまたま持って来ていたカメラのファインダーでのぞくと、あまりの美しさに興奮して手が震えて、唯一撮れた写真もブレブレの恥ずかしい一枚になってしまいました。

オオセイボウ

オオセイボウ
セイボウの仲間はこの他、数種、日本にいます。いずれも寄生蜂で、オオセイボウは、主に、スズバチという泥で巣を作るハチの巣に卵を産みつけます。スズバチは、狩りバチで、芋虫を毒針で麻痺させて子供たちの生き餌にします。その生き餌を食べてすくすく育った幼虫を今度は、セイボウの子供が一生懸命食べて育つ!エイリアンvsプレデターみたいな生態です。セイボウのメスは、刺さないとされていますが、刺されて痛かったという話を聞いたことがあります。どなたか、勇気のある方、確認してみては!!

なんで虫が怖いんだろう?


例えば道ばたで子猫がすり寄ってくる。抱き上げてほおずりしたくなります。でも虫の赤ちゃんを見つけてもほおずりしたい気には到底なれない。動物の赤ちゃんはみんな可愛く思えるのになんでだろう。昆虫の世界を擬人化したアニメが沢山あるけれど、みんな嘘だらけ。人間の傲慢さをかんじてしまう。しかし、昆虫の世界を忠実に擬人化したアニメを創ったら相当怖いものになってしまう。人間の感覚では残酷すぎる世界である。葉っぱの上に100匹の赤ちゃんがハイハイしていて、鳥に食べられたりカマキリに食べられたり、映画のエイリアンみたいに気がつかないうちに卵を寄生され、ある日、赤ちゃんの腹を破って別の赤ちゃんがいっぱい飛び出してくるのである。生き残ったのは、
100匹のうち、2~3匹。惨すぎる現実。つまり擬人化して考えてはいけないのだ!!忠実にあるがままの生態を理解する。そうすれば、きっと克服できるかもしれない。最近、芋虫の顔が実は結構可愛いことに気がついたし、蛾の中にも犬顔、猫顔、モンチッチ顔があることに気がついた。

アケビコノハ

アケビコノハ
見事に枯れ葉です。葉脈、ちょっと欠けた感じまで、こっています。触ってもあまり動かずに、枯れ葉に徹しています。でも、最後、隙を見て逃げ出すとき、パッと広げる羽はド派手なオレンジに黒い目玉模様。ちなみに、幼虫には、オバQの目のようなアニメ系の目玉模様がついています。
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